映画_ケイコ 目を澄ませて(2022)_三宅唱監督
https://www.youtube.com/watch?v=M1DhIFk5Ns4
世界中の映画祭で絶賛!! 監督:三宅唱 × 岸井ゆきの × 三浦友和 不安と勇気は背中あわせ。震える足で前に進む、彼女の瞳に映るもの――。嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す――。
ひたすら、ストイックな映画だった。ストーリーも、演出も、ひたすらストイック
題材の料理の仕方として、いろいろやり方があったと思うが「ここまで」研ぎ澄まして創ったことに天晴れ
ギリギリの事しか語らない。これは、観客の想像力やリテラシーを極限まで信頼していることの表れか
劇伴が無いのがこんなにストレスというか、緊迫感を産むのだとは初めて知った
テアトル新宿で鑑賞。「音声」演出が大事なこの映画を、ここで見られて良かった
荒川区のマジックアワー、クロエ・ジャオに負けてない
主役の「岸井ゆきの」は賞を沢山取って当然